電子たばこは無害なのか
【電子たばこは普通のたばこに比べて害はない?】
「電子たばこは無害だから大丈夫」
「禁煙のために、体に害のない電子たばこを購入した」
と最近電子たばこという言葉をよく耳にします。
しかし果たして、この"電子たばこは無害"というのは本当なのでしょうか?
ここでは通常のたばこと比較した電子たばこが人体に与える影響についてまとめていきます。
・・・通常のたばこはどのくらい体に害があるのか
通常のたばこの煙には、約200種類以上もの有害物質が含まれています。
その中には、依存性の強いニコチンやタール、一酸化炭素など多くの人が一度は聞いたことがあるほどの有害な物質も含まれています。
また、肺がんの原因にもなるということはたばこのパッケージにも表記されているほどです。
さらに、直接たばこを吸っている人だけではなく、その煙を吸ってしまった人にも同等の害を与えてしまいます。 このことからも、たばこはかなりの害を私達に与えることがわかります。
・・・そもそも電子たばことは何か?
電子たばこは大きく2種類に分けることができます。
1つ目は、タバコの葉やその成分を充電式の装置で温めて吸うもの。
2つ目は、道具の中に入っている液体を電気で加熱し気体にしたものを吸うものです。
しかしこの電子たばこ、実は確実に体に無害であるとは証明がされていないのです。
電子たばこ自体がそれほど歴史が長くないので、きちんとした研究結果がでておらず、電子たばこも無害とは言えないのでは?とも言われています。
しかも、誤った情報が先に流出してしまって若者の喫煙率をあげてしまっているのでは...?とも言われています。
蒸気だけの電子たばこのタイプのものは、たしかに体に無害ではありますが、今は色んなタイプのものが出回っているので一概に無害とは言えないのでしょう。
・・・まとめ
これまで述べたように、電子たばこは無害とは断定できないのが事実です。
購入の際はそれがどんな製品であるのかを、しっかり見極めて利用するようにしてくださいね。